自家製野菜&ハーブ Vegetables & Herb

自家製野菜 & ハーブVegetables & Herb

甘く爽やかな香り
鮮やかな色彩

葉

晴れの国・岡山の太陽の恵みをたっぷり受けた、たくさんの野菜やハーブたち。甘く爽やかな香りと鮮やかな色彩が、身も心もリフレッシュさせてくれます。

ハーブ
野菜
野菜
野菜

野菜
Vegetables

四季ごと、さまざまな野菜を自家栽培しています。サンチュや大根、サラダ菜、水菜などのほか、柿やビワ、レモンなどの果物もあり、料理に大活躍です。

ハーブ うんちく学 About herb

約200種類ものハーブを育てており、四季折々にガーデンと食卓を彩ってくれています。ここでは、てふてふガーデンに茂るハーブ、そしてハーブに関するうんちくをご紹介します。

ラベンダー Lavender

ラベンダーLavender

語源は、洗うと言う意味のLavare(ラバー)にちなみます。ギリシャ・ローマ時代から、入浴用のお湯の香りづけにしたり、洗濯水に入れて衣類に芳香をつけたりしていました。中世のイギリスでは、ラベンダーの花束を手にした花売り娘がロンドンの街中を流していた記録もあるそうです。当時も防臭・防虫・防菌・目的で床にばら撒いていたとか。

効能
疲労回復・安眠・強い鎮静作用・消化機能を落ち着かせる・偏頭痛・頭痛・切り傷・虫刺され・火傷
ローズマリー Rosemary

ローズマリーRosemary

ローズマリーは「海のしずく」を意味し、若返りのハーブともよばれています。ヨーロッパでは、教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持つとされ、祝典や結婚式、葬儀に用いられたといわれています。

効能
酸化防止作用・脳の活性化・車両運転時のリラックスと眠気防止
バジル Basil

バジルBasil

江戸時代半ばに輸入され、和名のメボウキ由来は、種子を水に浸すとゼリー状のものが周囲にでき、目の中のごみを除くのに重宝されたことから、メボウキといわれるようになりました。

効能
殺菌作用・強壮効果・ハーブティーは頭痛止めに作用・神経質を緩和・子どもの不眠・めまい・せん痛・咳・口きょう炎・口内炎・神経または消化不良からくる頭痛
ガーリック Garlic

ガーリックGarlic

エジプト、インド、中国では、有史以前から栽培されていたそうです。ツタンカーメンの墓からも発掘され、ピラミットの建設に携わった人々には、疲労回復と健康維持のため、毎日の食事にガーリックとオニオンが配られたと言う記録も残っています。

効能
かぜ、咳、消化促進、高血圧、動脈硬化、健胃、整腸、利尿、強壮、殺菌、駆虫
オレガノ Oregano

オレガノOregano

オレガノは、別名ワイルドマジョラムといい、マジョラムの仲間です。古代ギリシャ、古代エジプトでも使われていた、古くからのハーブです。幸福のシンボルともよばれます。

効能
風邪、気管支炎などの呼吸器系の緩和・整腸効果・殺菌・解毒・免疫促進作用
カモミール Chamomile

カモミールChamomile

大地のりんごといわれ、りんごのようなさわやかで甘い香りを発します。ハーブの中でも薬効の王様とよばれ、フランスでは、煎じ薬といえばすぐにカモミールを思い浮かべるほど一般的。また、絵本のピーターラビットに出てくるハーブティーは、このカモミールティーといわれています。

効能
鎮静・発汗・かぜ・保湿・解熱・抗アレルギー・消炎・皮膚軟化・通経
ベルガモット Bergamot

ベルガモットBergamot

和名でタイマツバナとよばれるように、松明の炎を連想させる花を咲かせます。代表的なフレーバーティー・アールグレイの紅茶を香りづけする時に使われる香料も、ベルガモットから抽出しています。

効能
リラックス・催眠効果・殺菌
タイム Thyme

タイムThyme

トロイ戦争の原因となった不老不死の美女・ヘレネの涙から生まれたといわれています。古代ギリシャでは、勇気を強めるという目的で、入浴剤として使用されていました。

効能
集中力を高める、殺菌・防腐効果・頭痛緩和・利尿作用・美容効果
ミント Mint

ミントMint

和名はハッカ。ガムや歯磨き粉でおなじみの、清涼感のある爽やかな香りが特徴です。
ミントの名の由来は、ギリシャ神話に登場するニンフ・メンタの名にちなんだもの。メンタは冥府の王ハデスに愛されたことで、ハデスの妻・ペルセポネーの嫉妬で草(ミント)に変えられてしまいます。ミントが香りを放つのは、草になったメンタが自分の居場所を知らせるためといわれています。

効能
去痰・駆虫・解熱・血管収縮・消炎・鎮痛・頭脳明晰化・冷却・刺激
コリアンダー Coriander

コリアンダーCoriander

3,000年以上に渡り薬用や食用として栽培されてきました。古代インドのサンスクリット語の書物、古代エジプトのパピルス、千夜一夜物語、聖書などに登場しています。日本では平安時代には入ってきていたようです。属名のコリアンドルムは、カメムシのようなにおいのする、という意味で、嫌いな人はまったく受け付けない一方、好きになるとクセになるほど夢中になるようです。

効能
気分を高める・記憶力を高める・食欲増進・整腸効果・生理不順改善
ラベンダー Lavender

ラベンダーLavender

ローズマリー Rosemary

ローズマリーRosemary

バジル Basil

バジルBasil

ガーリック Garlic

ガーリックGarlic

オレガノ Oregano

オレガノOregano

カモミール Chamomile

カモミールChamomile

ベルガモット Bergamot

ベルガモットBergamot

タイム Thyme

タイムThyme

ミント Mint

ミントMint

コリアンダー Coriander

コリアンダーCoriander

ハーブの豆知識 Bits of knowledge

ハーブティーを飲むときの留意点

フランスの植物医療の大家 モーリス・メッセゲによるハーブティーを飲むときの留意点です。

  1. 煎じて飲まないこと
  2. ごく薄いものを1日6杯まで
  3. 1ヶ月以上続けて飲まない

危ないハーブたち

● 少量で死に至る可能性があるもの

シャクナゲ、シキミ、スズラン、クリスマスローズ、フクジュソウ、チョウセンアサガオ、イヌサフラン、ヒガンバナ、スイセン、トリカブト、フォクスグローブ(きつねのてぶくろ)

● 毒ではないが薬効が強すぎるもの

ワームウッド、ペニーロイヤル、タンジー、パセリの種、ルー、ウインタークレス、メドウサフラン、ルバーブの葉、ナツメグ(覚醒作用)、センナ(小腸筋を痙攣させて便意催す・煎じた場合は子宮筋を痙攣させる場合もある)

● 食用として大量に摂取しない方がいいもの
(普通に食べる場合は問題ないもの)

キャトニップ、ベイ、ルバーブ(茎)、フラックス(種子)、マスタード(種子)、ローズヒップ(種子)、ホースラディシュ

ハーブを保存するときの注意点

  1. 買いだめはせず、なるべく早く使用すること
  2. 密封容器に入れ、できれば脱酸素剤を入れて酸化を防ぐ(水分が多いと感じたら除湿剤を入れる)
  3. 密封容器のまま冷蔵庫に保存(成分個々の結晶点が違うため、中途半端な冷凍は成分組成に変化をもたらす恐れがあるので、冷凍庫は入れないほうがよい)